入学祝をもらうと、さてお返しはどうしようかと思いますよね。
実際、お返しをした方がいいのか、お礼をいうだけでいいのか?
本来なら、入学祝はお返しをしなくていいとされています。
でも、お返しをする人が実際は多いので、何もしないと無礼な人と思われる場合があります。
日本人ってたいへんです。
もちろん、親しい間柄でお返しは不要と決めているなら、スルーでOK。
というわけで、入学祝いをもらった場合は、ひと月くらいのあいだにいただいた金額の3分の1程度のものを内祝いとして贈りましょう。
入学祝いの金額が1万円なら3000円、5千円なら1500円くらいでしょう。
内祝いには安いものでも熨斗紙をつけます。
金額より、のしのほうが大事かも。
プレゼントというものはこれだ!と思って贈っても意外と外すもの。
相手が欲しい物を当てるのはとても難しい。
気持ちを贈るわけですから、外したっていいのですが、やっぱり喜んでもらいたいですよね。

(小学生の入学祝には地球儀!?)
ピンポイントで狙っても外す可能性は天文学的に高くなりますので、その年齢のこどもが広く使うであろう定番のプレゼントを贈るほうが確実です。
結局、勉強に使えて消耗品である文房具がカタイです。
そして勉強にも使えるギフト券も定番です。
中高生なら、商品券や図書券、ミュージックギフト券。文房具。時計。
ミュージックプレーヤー、mp3プレーヤーなども。
このくらいの年なら本当に欲しいものは自分で買いますから、オーソドックスなものでOK。
大学生もギフト券。現金・現生・お金。
小学生なら、文房具、図書券、学研の図鑑。
地球儀も思いつくと思いますが、値段が張るのにふたつは要らないものなので、かぶったら、すでに持っていたら、大外しです(笑
「入学祝いってものは誰にどんな関係のこどもに贈ればいいの?」
「小学校、中学校、高校、大学の入学祝いの贈る範囲に差はあるの?」
「入学祝いの相場ってどのくらいだろう?」
「のし紙や水引はどうすんんだっけ?」
「先方の感謝されるお祝いってなんだろう?」
「こどもがいつまでも大事に使ってくれるものっていったいなんだろう?」
などと、悩ましくいぶかしく思う方も少なくないでしょう。入園祝いだって必要かもしれません。
近所の子供にまでほいほいと贈れば、お財布がスカスカになって家計に響いてしまうでしょうし、内祝いのことを考えれば相手も面倒と思うかもしれません。
自分の子供に入学祝を贈ってもらったという過去があれば、お返しの意味でもお祝いは贈るべきでしょう。
やりとりの多い近親の場合も贈るべきですね。
でも普段つきあいのない親族ならそのまま放っておけばいいです。
会社の上司、同僚、単なる知り合いのこどもにまでわざわざ贈る必要はありません。
とにかくもらったからには内祝いが必要となりますから、相手の負担を減らす意味でもおせっかいなほどの立ち入り方はしないことです。
むやみに入学祝いを贈ると、誰にあげて誰にあげなかったかもわからなくんばりますし、余計な人に贈って、つい身近なこどもの入学を忘れたりすると、故意ではないのに人間関係が壊れてしまうことも。
なにかあげたい贈りたいと思ったら、消えるもの、おいしいものがいいでしょう。
お菓子で十分です。
機会があるのなら、お食事もポイントが高いです。
人間って要らないものをもらうよりおいしいものをもらうほうが嬉しいものです。
気疲れもしませんしね。